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技術

ポリウレタンの
可能性を
引き出すために、
毎日がチャレンジ
TALKER
右:大田 英勝(2012年入社:本社勤務)
フォームシステム事業本部 技術本部 技術第1G Transportation
中:畝本 征哉(2017年入社:本社勤務)
フォームシステム事業本部 技術本部 技術第2G プロセス開発
左:夏目 拓弥(2017年入社:本社勤務)
フォームシステム事業本部 技術本部 技術第1G Consumer

QUESTION01入社のきっかけを教えてください

学生時代の学びが活かせる仕事に就きたい

夏目

高校時代から化学が好きで、将来は化学系・材料系の仕事に携わりたいと考えて大学へ進学。大学時代は研究に没頭し、企業に入ったら、自分で考えたものを世の中に送り出すことができる開発職に就きたいと思うようになりました。こうした思いを叶えられる企業を探していたところ、身の回りの様々な場面に活用されているポリウレタンを取り扱っている当社を見つけました。

大田

学生時代の学びを仕事にしたい、という思いは私も同じです。大学の頃には工業化学を専攻しており、ポリウレタンのような有機化学が含まれた分野を専攻していました。研究テーマも有機化学で、その学びを具現化できる企業としてイノアックコーポレーションに入社しました。当社の一員としてポリウレタンの研究開発に携わっていますが、想像以上に奥が深く面白いですね。

畝本

新卒で入社した二人とは異なり私は中途入社です。前職で担当していた設備系の業務を活かし、さらなるキャリアアップを目指して、当社でこの仕事を選びました。とはいえ、化学業界での設備関連の仕事は未経験。我ながら、思い切ったものだと思っています。
当社は新しいことが待っている職場

夏目

当社の事業内容に興味を持った私は、説明会に参加し採用試験へ。そして面接へと進みました。そこで、自分のやりたい仕事ができ、新しいことに積極的に挑戦できる職場環境であること、更に海外メーカーとやりとりができると聞いたことが、入社の決め手となりました。

大田

私は入社後に魅力的だと感じたことがあります。それはグローバルな仕事ができるところ。BASF JAPANとの合弁会社のため業務上BASFと関わることや、海外出張でもイノアックコーポレーションだけでなくBASFの拠点に行くことも多く、BASF社員と働ける点は当社ならではですから。夏目さんの入社の決め手と少し似ていますね。

畝本

入社の決め手の一つは、業務内容の中で、原料と設備のシステム販売はとても興味深く、やってみたいと思ったこと。さらに、採用担当者の熱意がすごかったんです。この人がいる会社なら仕事をしてみたい、と思わせてくれました。また、工場を見学してその規模にも驚きましたね。

QUESTION02現在の仕事内容は?

同じポリウレタンでも様々な仕事が待っている

夏目

私は主に硬質ポリウレタン原料の開発に携わっています。私が開発した硬質ポリウレタン原料は業務用冷凍冷蔵庫やトラックの保冷車など断熱材に応用されており、入社前から私がやりたかった、日常生活の役に立てていると実感できる仕事だと感じています。
専門性が高い製品なので、同じフォームシステムでも細部は違うものの、基本は同じポリウレタンなので、大田さんの担当分野と重なる部分も多いですね。

大田

フォームシステムの中でConsumerと呼ばれる夏目さんの担当に対して、私はTransportation担当として、主に自動車のインストルメントパネル用の原料開発を行っています。以前はエラストマー事業部で自動車のサスペンション部品を設計していました。当社の製品は全てポリウレタンですが、要求や用途が異なるので、その仕事は本当に多種多様ですね。

畝本

私は設備関連に関わる業務をすべて行っています。製造の保全や工場内設備検討、原料開発に使用する設備の仕様決めから導入立上げ、販売設備に関しては設備提案から導入立上げ後のメンテナンスまで、幅広く業務を行っています。開発の方から試作品のための金型がほしい、と要望があったときには、お二人との連携も発生します。

QUESTION03仕事のやりがいを教えてください。

醍醐味は関わった仕事が形になること

夏目

自分が開発したポリウレタン原料が要求事項をクリアして、お客様に採用されたときは本当に嬉しいですね。顧客のニーズが厳しい場面や失敗も多くありますが、職場の方々と協力することで難局を乗り越えて、成功した時は人一倍充実感が味わえる、他では得難い仕事だと思っています。

大田

最初に夏目さんも言われましたが、自分が開発した原料が、コンペでお客様に高く評価されて採用となったときの達成感には代えがたいものがあります。そして、一般消費者が実際に身近で使う製品になるといった点が、この仕事の醍醐味だと思います。これは当社で開発に携わっている人、全員だと思いますね。

畝本

納入する設備について検討段階から携わることができ、設備の仕様についても自分の意見が最大限反映されることが大きな魅力ですね。そして設備が形となって稼働する様子を見られることも、設備業務の魅力となっています。
数多くのチャレンジが自分を成長させてくれる

大田

入社2年目、新規原料のライン立ち上げのために、中国に1ヶ月滞在して立ち上げに必要なことを学び、その後日本で新規ラインを立ち上げました。滞在中に関わってくれた中国のメンバー、ラインの立ち上げに関わった日本の製造メンバーとの関係が深まったことは、大きな収穫であり、その後の自分の糧となっています。

夏目

自分の開発したポリウレタン原料を使って、お客様の現場で製品試作にトライして成功した時は本当に嬉しかったですね。最初のトライで問題が発生したのですが、試行錯誤を繰り返して、ポリウレタン原料を改良。その後の再トライで、成功することができました。この一件で、失敗を分析し、反省を生かして仕事をすることの大切さを学びました。

QUESTION04これからの目標は?

知識や技術に加えて、人間性も高めていく

夏目

今以上に主体性を持ちながら、周りとしっかりコミュニケーションを取ることで状況を的確に分析し、論理的に物事を解決できる社員になりたいですね。そうすれば必然的に信頼され、いずれは、希望する大きな案件もこなせるようになると思っています。

大田

これまでは自分の仕事に集中し、業務をこなすことを最優先にしてきました。しかし、私も入社してから年月が経ち、中堅と呼ばれるような立場になっています。今後は担当する業務以外にも目を向け、一人の人間として、会社全体や後輩たちに目が向けられるようにしていきたいと思っています。

畝本

私たちは様々な分野に関わるわけですから、設備のことだけを知っていても仕事になりません。機械や電気を問わず、新しい情報をキャッチするためにアンテナを張り、豊富な知識と技術を兼ね備えた技術者になりたいと思っています。

大田

物事を進めていく際に、何かと日本人は遠慮しがちな傾向にあると思っています。海外と積極的にビジネスを行っていくために、そこは脱却したいポイントですね。それに加えて、よく考えて、できるだけ合理的に行動することも心がけたいと思っています。顧客とのいい関係を続けていくために、私自身を変えていくことも大切ですから。

変わらない思い
一つにして
変わり続けよう

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